最近よく患者様からお聞きすることで、

「筋肉がつきにくい」

とのこと。

(なにか疾患をお持ちの方は今回のお話では別とさせていただきます。)

知り合いの方にも今までの患者様でもこの話は必ず?!1週間に1回は聞いたことあると思うくらいに聞くことです。

年齢、性別、体質などいろいろな条件があるとは思います。

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まずは年齢!

80代、90代の方でも筋肉がつかないか、と言われたらそれは△だと思います。

20,30代以上からは筋肉をつける前に筋肉を維持することが大変だと言われています。

自分が思う「結構きつい運動」で筋肉が維持されるくらいの運動量の場合もあります。

筋力アップするとなると思うよりもきつめの運動をしないといけないとも言われています。

今回はそういう難しい話は一切なしにして、

例えば・・・

半年前は5分歩くのが必死だったのが、今は前より楽に10分歩けるようになった!

1か月前は腕立て伏せが出来なかったのが1回できるようになった!

実際、筋肉量を測定したら変わらないかもしれないし、減っているかもしれません。

ですが、特に60代以降の方は数値よりも「実際動いてどうか」ということが大切だと思います。

歩く時間が増えたのも筋肉だけの問題でなく、肺活量や他の理由があるかもしれませんし、

腕立て伏せもやり方に慣れたからできるようになっただけかもしれません。

ですが、どんな理由や原因があるにしても1週間、1か月、半年、1年とできる事が増えているなら、それでいいのではないかと(超個人的に)思います。

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本当は増やすことがいいとは思いますが、さらに年齢を重ねられたときは

「1週間前と同じことが出来る」

「1年前と何も変わらない」

こともとっても大切になります。

というより、それは素晴らしいことです!

どんどん筋肉が減っていく中で変わらないということは素晴らしいことです。

なので1年前と同じだけしか動けない、、のでなく

「1年前と同じだけ動くことが出来ている!」

と自信を持っていただきたいと思います。