今回は更年期についてです。

今回は日本産婦人科学会を引用します。

閉経とは月経が来ない状態が12か月間以上続いたときに1年前を振り返っていい、閉経前の5年と閉経後の5年を合わせた10年間を更年期と言うそうです。

☆更年期障害の主な原因

・エストロゲンという女性ホルモンが少なくなっていくこと

・身体的因子=加齢

・心理的因子=成長歴や性格など

・社会的因子=職場や家庭などの人間関係

などが複合的に関与することで発症すると言われているそうです。

(大学の授業で先生が僕は奥さんを大切にしているから更年期はなかったと言い張っていましたが、、(-_-;)

☆症状は大きく3種類

①血管の拡張と放熱に関係する症状

ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗など

②その他のさまざま身体症状

めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすさなど

③精神症状

気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠など

☆治療法

①ホルモン補充療法

子宮の有無で変わるそうです。

子宮を摘出されている方・・・エストロゲンを少量補う

子宮のある方・・・エストロゲンと黄体ホルモンを併用する

        (エストロゲン単独だと子宮内膜症のリスク上昇のため)

心臓や血管、骨粗しょう症などの疾患にも有効ではないかと言われているそうです。

・ホルモン剤は飲み薬、貼り薬、塗り薬などあるそうです。

②漢方薬

全体的な心と身体のバランスの乱れを回復させる働きがあるそうです

③向精神薬

気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠などの精神症状がつらい場合に用いられるそうです。

更年期障害|公益社団法人 日本産科婦人科学会 (jsog.or.jp)

※私は診断は出来ませんので今回は更年期障害について産婦人科学会の内容をそのまま載せている形です。

もし症状がお辛い方は医師に相談をし、ご自身にあった治療法を一緒に探してくださいね。